SMスクランブル 黒パンストの女たち
【SM・パンスト/ストッキング・キス】黒パンストと支配欲が交錯するレズSM作品。グラマラスな妻と冷徹な女王の絡みが生む濃密な背徳。北川プロらしい緊迫感と黒パンストフェチが魅力のAV動画。
夫の行動に不審を抱き、密かに夫を尾行していたアリサは、夫がラブホテルに女と入るのを目撃する。 ホテルに入った二人は濃厚なキスを交わし、愛人アンナは、餓えたケモノのように夫のPに激しくフェラチオをするのだった。 そして、奥さんとSEXをしたと嫉妬心をあらわにPを鞭打つ。
実はこの夫にはM性があり、愛人アンナと密かにSMプレイして楽しんでいた。















夫の裏切りから始まる物語は、愛と欲、支配と屈服が複雑に絡み合う密室劇として展開される。舞台はラブホテル。薄明かりの部屋に漂うのは、黒いストッキングが持つ妖しい光沢と汗交じりの呼吸音。視界に広がる艶やかな脚線美が、裏切りの緊張感と背徳の興奮を倍加させる。愛人と妻、二人の女の視線が交錯する空間には、単なる情事を超えたSMドラマ的心理の綱引きが漂っている。
登場する女たちは異なる色気を纏う。愛人アンナは、黒いパンストとタイトスカートを象徴的に着こなし、冷えた微笑みの奥に支配の快感を潜ませる。一方、妻アリサはややぽっちゃりで柔らかな体つき。彼女の戸惑いと羞恥、のちに覗かせる受け身の快楽が作品の情緒を形づくる。レズSMものとしては珍しく、M男の存在が一瞬の揺らぎを与え、視聴者の欲望軸を多層的に刺激していく。レビューでも「黒パンストのエロ加減」「グラマラスなM女」を賞賛する声が多く、衣装と肉感のバランスが見どころだ。
プレイ描写では、鞭打ち、拘束、バイブ責め、ペニスバンドによる貫通といった一連の行為が濃密に連続し、肉体の震えとともに心理の支配関係が入れ替わっていく。巨尻を震わせる腰の痙攣、唇が漏らす喘ぎの余韻、そして苦痛と快感の狭間にある恍惚が画面全体を包みこむ。視聴者の一部は「編集が少しおかしい」とも指摘するが、それすらも錯乱的な構成として、女王様プレイの混沌を象徴的に映している。
北川プロらしい硬質な演出と、女性同士の支配構図を中心に置いた構成が本作の大きな特徴。レーベル伝統の「レズSM」路線に属するが、衣装フェチと心理フェチを巧みに融合させた点に独自性が光る。女王の指先がパンスト越しの肌を弄ぶ瞬間、肉体の官能と精神の支配が同時に成立する。物語性よりもフェチ的造形を重視する北川プロの姿勢を如実に示す一本であり、黒パンストフェチを求める視聴者には確かな満足を届けるだろう。