M男おちんぽ研究所
【M男・研究・陵辱】近未来の研究施設で行われるM男調教実験を描く、知的支配と匂いフェチが交錯するオフィスケイズ制作の異色AV動画。 出演:朝倉ことみ
20XX年、男性の9割がM男と化していた。 人口減少に悩む日本政府は『M男撲滅プロジェクト』を立ち上げ、まずはその生態を解明する為に、9名の特殊研究員を選出した。
脚フェチ被験者に執拗な脚責めで嫌悪感を植えつける、早漏被験者を凌辱して肉体・精神共に鍛え直す、体液好き被験者はM性の真偽を確かめるべく液体大量注入する…、未来を託された9名の女性達による徹底調査記録! (mow)




















擬似的な近未来を舞台に、社会規模での「M性研究」を掲げたM男ドキュメント風構成。研究施設を思わせる無機質な空間の中で、被験者たちは冷静で理知的な研究員らに取り囲まれる。科学的装いの裏で実験内容は肉体的屈服を伴い、装置音や衣擦れが支配の空気を濃くする。全体としては倫理と欲望が交錯する構成で、支配と観察の狭間に置かれた男の心理を静かに浮かび上がらせる。表層は理性、内側は煮えたぎる興奮。その対比が本作の骨格を形成する。
9名の研究員はいずれも知性的な印象を纏いながら、多彩な態度で被験者を追い詰める。スーツ姿で冷淡に命令するタイプ、笑みを崩さぬまま足先で試す奔放型など、同じドS女優でも温度差が顕著だ。髪を掻き上げる仕草や、目元のわずかな揺らぎが「支配者の余裕」を象徴する演出として印象的。レビューでも「髪を掻き揚げる動きがエロい」と評され、見た目と態度の両面でのフェチ性が高い。春日野結衣の小悪魔的な笑い、山本美和子の実践的な足運びなど、個々がM性心理の異なる領域を開示する研究モデルとして配置されている。
実験フェーズでは、脚責め・乳首責め・唾液飲ませ・飲尿といった手法が変化をつけて展開。目隠しと拘束が視界と自由を奪い、声と匂いへの集中を高める。特に「ヒール脱ぎたての蒸れた足を顔に押しつける」描写は匂いフェチ映像の臨場感が強く、視聴者からも高評価。淫語を浴びせながらの早漏矯正や、複数女性による同時調教の場面では羞恥と快楽が行き来し、男の呼吸が揺らぐ様子が鮮明に映し出される。後半の体液実験パートでは液体の反響音や飲下のタイミングを丹念に捉え、視覚よりも聴覚に訴える演出が記憶に残る。
レーベル・オフィスケイズらしい「観察×責め」の融合は本作でも健在。強烈な陵辱性よりも、行為の逐次描写と心理的圧のバランスで魅せる手法が特徴的である。シリーズ全体に共通するリアリティ重視の演出が、研究設定の説得力を支えている点も見逃せない。レビューでは「世界観が甘い」との声もあるが、むしろその曖昧さが視聴者自身の被験者的没入を誘う要因とも取れる。知的フェチと支配欲、そして観察快楽を多層に堪能できるM男調教AVの異色作といえるだろう。